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CentOS6.8への VMware tools インストール

事前に Perl をインストールしておきます。

# yum install perl

対象の仮想マシンを選択し、"VMware Tools のインストール"を実行します。

任意のディレクトリにマウントします。本例では tmp にマウントします。

# mount /dev/cdrom /tmp/

マウントしたファイルを、任意のディレクトリにコピーします。
本例では、vmware という名前のディレクトリを作成し、tmp にマウントされたファイルをコピーします。

# mkdir ./vmware
# cd ./vmware/
# cp -p /tmp/VMwareTools-10.0.6-3595377.tar.gz .

コピーしたファイルを展開します。

# tar zxvf ./VMwareTools-10.0.6-3595377.tar.gz

展開後、vmware-install.pl を実行します。*1

# cd ./vmware-tools-distrib/
# ./vmware-install.pl

対話形式はすべて Enter で問題ありません。

以下のエラーが出力され、インストールに失敗する場合があります。

Creating a new initrd boot image for the kernel.
vmware-tools-thinprint start/running
initctl: Job failed to start
Unable to start services for VMware Tools
Execution aborted.

その際は、"fuse-libs"をインストール後、再度"vmware-install.pl"を実行してみてください。

# yum -y install fuse-libs
# ./vmware-install.pl

*1:Perl を事前にインストールしておく必要があります。

NetApp クォータ設定について

クォータとは?

ボリューム内のリソース使用量を追跡し、使用量を制限する機能です。
例えば、ボリュームを CIFS 共有している場合、ボリューム内のディスク使用量や、ファイル数をユーザー単位で制限することが可能です。

クォータの設定

以下の前提条件で、ディスク使用量を制限する設定例になります。

  • NetApp(cDOT)を AD ドメイン環境(example.com)に参加させます。
  • ボリューム(vol1)で CIFS を有効にし、「移動ユーザープロファイル領域」として使用します。
  • ボリューム(vol2)で CIFS を有効にし、「フォルダリダイレクト領域」として使用します。
  • AD ドメイン上の user01及び、user02の上記ディスク使用量を300MBに制限します。

クォータポリシー(quota1)を作成します。

volume quota policy create -vserver svm1 -policy-name quota1

作成したクォータポリシーを SVM(svm1)に割り当てます。

vserver modify -vserver svm1 -quota-policy quota1

vol1とvol2にアクセス可能な全ユーザーを対象に「300MB」のディスク使用量制限を適用します。

volume quota policy rule create -vserver svm1 -policy-name quota1 -volume vol1 -type user -target "" -disk-limit 300MB -qtree ""
volume quota policy rule create -vserver svm1 -policy-name quota1 -volume vol2 -type user -target "" -disk-limit 300MB -qtree ""

ボリュームのクォータを有効化します。

volume quota on -vserver svm1 -volume vol1 -foreground
volume quota on -vserver svm1 -volume vol2 -foreground

クォータレポートを表示します。
ボリュームに AD ドメイン上のユーザーでアクセスすると、各ユーザーの使用状況が表示されます。
なお、ユーザーは「Domain Users」に所属している必要があり、「Domein Admins」や「Administratros」に所属していると、クォータ制限が効かないため注意です。

volume quota report
Vserver: svm1

                                    ----Disk----  ----Files-----   Quota
Volume   Tree      Type    ID        Used  Limit    Used   Limit   Specifier
-------  --------  ------  -------  -----  -----  ------  ------   ---------
vol1               user    *           0B  300MB       0       -   *
vol1               user    BUILTIN\Administrators
                                  194.1MB      -     173       -
vol1               user    EXAMPLE\user01
                                  223.8MB  300MB      10       -   *
vol1               user    root        0B      -       2       -
vol1               user    EXAMPLE\user02
                                    852KB  300MB     122       -   *
vol2               user    *           0B  300MB       0       -   *
vol2               user    BUILTIN\Administrators
                                      8KB      -       5       -
vol2               user    EXAMPLE\user01
                                       0B  300MB       4       -   *
vol2               user    EXAMPLE\user02
                                      8KB  300MB       5       -   *
9 entries were displayed.

この状態で「移動ユーザープロファイル領域」に300MB以上のデーターを置くと、サインアウトの際、以下のエラーが出力されます。
f:id:FriendsNow:20160820225644p:plain

イベントを見ると、容量不足でディスクの書き込みに失敗しています。
f:id:FriendsNow:20160820225654p:plain

また、「フォルダリダイレクト領域」に300MB以上のデータを置こうとすると、ディスク容量不足で以下のエラーが出力されます。
f:id:FriendsNow:20160820225705p:plain

なお、クォータ設定を無効化する際は、以下の手順で実施します。

volume quota off -vserver svm1 -volume vol1 -foreground
volume quota policy rule delete -policy-name quota1 *
vserver modify -vserver svm1 -quota-policy default
volume quota policy delete -vserver svm1 -policy-name quota1