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ロードバランサーの配置デザインについて

一般的なロードバランサーの配置方法として、以下の2通りが考えられます。

Two-Arm(inline)

通信経路上にロードバランサーを配置するため、通信経路がわかりやすく構成がシンプルな事がメリットです。一方で、拡張に乏しく、ロードバランサーがボトルネックとなる可能性が注意点となります。

One-Arm

ロードバランサーをスイッチに横付けで配置する方法です。
図のように、返りのトラフィックがロードバランサーを経由しない構成を DSR(DIrect Server Return)と呼びます。One-Arm 配置では、装置の性能を最大限に引き出せるほか、スイッチ側の VLAN 設定により、ロードバランサーとの接続を論理的に設定できるため、柔軟に構成の追加変更を行うことが可能です。注意点としては、サーバーの Virtual Interface(Loopback interface)にロードバランサーの VIP と同じ IP アドレスを設定する必要があり、これに伴い通信経路を把握しづらくなります。
横付けに配置しつつ、行きと返りで同じルートを通る Bridged と Routed*1 というデザインもありますが、クライアント側とサーバー側で 、VLAN 等を分ける必要があります。

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*1:Cisco 社の方は、最近では Routed が最も多いですとおっしゃっていました。