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Tips and Reviews for Engineers

VMware Auto Deploy インストール ❷

前回の記事「VMware Auto Deploy インストール ①」の続きになります。

ESXi が PXE ブートで起動するとデフォルトのデプロイルールに基づき vCenter に自動で登録されます。
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最初に起動した ESXiを構成します。後に展開する ESXiホスト群の参照ホストとなるため、共通設定であるパラメータを全て設定します。(パスワード、シスログ、クラスタ、ストレージ、ネットワーク etc)尚、Auto Deploy でプロビジョニングされるホストには、通常、システムログを保存するためのローカルストレージがありません。これらのホストには、リモートの syslog サーバー若しくは、共有ストレージを指定する事が可能です。vSphere Client または esxcli system syslog コマンドを使用して、参照ホスト上に syslog サーバーを設定し、ホストプロファイルを保存することが推奨のようです。

例)データストア:Nexenta_01/log に保存する場合
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上記設定完了後、当該ホストの構成情報を元にホストプロファイルを作成します。
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既存のホストからプロファイル作成を選択し、「次へ」をクリックします。
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参照ホストを指定し、「次へ」をクリックします。
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プロファイル名を入力し、「次へ」をクリックします。また内容を確認後「完了」をクリックします。
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「プロファイルの編集」で、プロファイルに対して共通項目を設定します。尚、プロファイル作成前にホスト名を設定しなかった場合、下記のようなエラーが出力される場合があります。
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各 ESXi ホストに共通のパスワードを設定したい場合は、「固定管理者パスワードを構成」に変更します。
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作成したプロファイルを、ホスト若しくはクラスタへ添付します。
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クラスタへ添付する場合は、下記のとおりです。
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クラスタへプロファイルを添付した場合、これに所属するホストへ、プロファイルを適用可能となります。適用するためには、ホストをメンテナンスモードにします。
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内容を確認後、「終了」をクリックします。

次回、再起動後、当該ホストへ設定が反映されるようになります。(ホストプロファイルを作成、適用しない場合、2 で設定した内容はすべて消去されます。)

二台目の ESXi を構成するために、事前にダウンロードした Offline Depot Software を指定します。(PowerCLI セッションを開始する都度、この作業は必要です。)

Power CLI C:\> Add-EsxSoftwareDepot C:\VMware-Esxi-5.0.0-469512-depot.zip

HA 機能 と Auto Deploy を併用する場合は、vmware-fdm パッケージを追加する必要があります。

Power CLI C:\> Add-EsxSoftwareDepot http://192.168.72.10/vSphere-HA-depot

新しいデプロイルール"DR2"を作成し、指定した IP アドレスを持つホストで使用するよう指定します。

Power CLI C:\> New-DeployRule -name "DR2" -item "ESXi-5.0.0-469512-standard", 
GoldESXi,Cluster_C -Pattern "ipv4=192.168.72.16-192.168.72.17"

作成したデプロイルール"DR2"を Auto Deploy サーバーで使用できるよう追加します。

Power CLI C:\> Add-DeployRule -DeployRule "DR2"

前回使用したデプロイルール"DR1"を削除します。

Power CLI C:\> Remove-DeployRule -DeployRule DR1

DHCP サーバーに登録した MAC アドレスを持つホスト(二台目)を PXE ブートします。起動後、パスワード等、共通パラメータ設定が反映され、クラスタ(Cluster_C)に自動で登録されます。

ホストへ固有情報を設定するため、プロファイルを適用し、必要な情報を入力します。
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固有情報が反映され、1台目と同様にデータストアを認識可能となりました。
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(参考)http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-02F7DCF