vCenter Server をインストールする際、SQL Server Express が用意されているため、小規模環境であれば DB の構築は必須ではありません。ですが、vCenter Server を再インストールした場合、インベントリやリソースプール、分散スイッチ等の情報が消失します。これらの情報を維持するには、ODBC からシステム DSN を作成し、再インストール時に選択する必要があります。手順は以下のとおりです。
ODBC からシステム DSN タブを選択し[追加]をクリックします。
SQL Native Client を選択し[完了]をクリックします。
Name を任意(例では VCDB)で設定し、Server を指定後[次へ]をクリックします。
認証方法はデフォルトで[次へ]をクリックします。
デフォルトのデーターベースを "Master" から作成した DSN へ変更します。
言語を ”Japanese” に変更し[完了]をクリックします。
システム DSN が作成されている事を確認します。
vCenter をインストールする際、作成した DSN を選択します。
"上書きしないで、既存のデーターベースを保持"を選択し、インストールすれば完了です。
以上