vSwitch でミラーリングを設定する
標準スイッチでは、分散スイッチと異なり、ポートをミラーリング機能をサポートしていませんが、任意の仮想マシンにパケットをミラーする事が可能です。
標準スイッチの作成
「Networking」タブで「Virtual switches」を選択し「Add host Networking」をクリックします。
「Virtual Machine Port Group for a Standard Switch」を選択し「Next」をクリックします。
「New Standard Switch」を選択し「Next」をクリックします。
試験のため NIC はアサインせず、「Next」をクリックします。
VLAN ID を「ALL(4095)」に指定し「Next」をクリックします。
内容を確認し「Finish」をクリックします。
標準スイッチが作成されている事を確認します。
仮想マシンへのポートグループ設定
現在、仮想マシンは分散スイッチのポートグループをアサインしているので、作成したスイッチへ移行します。
「Networking」タブで「DSwitch」を右クリックし「Migrate VM to Another Network」をクリックします。
Source Network の「Specific Network」で「Browse」をクリックします。
移行元(分散スイッチ)のポートグループを選択して「OK」をクリックします。
Destination Network の「Specific Network」で「Browse」をクリックします。
移行先(標準スイッチ)のポートグループを選択して「OK」をクリックします。
内容を確認し「Next」をクリックします。
移行対象の仮想マシンを選択して「Next」をクリックします。
内容を確認し「Finish」をクリックします。
対象の仮想マシンが標準スイッチに移行している事を確認します。
ミラーリングの設定
テストのため、MyVM1 から MyVM3へ Ping し、MyVM2 で tcpdump を実行します。
現時点では、MyVM2 にパケットが転送されていません。
作成した仮想スイッチを選択し「Edit Settings」をクリックします。
「Security」の Promiscuous mode を「Accept」に変更し「OK」をクリックします。
MyVM2 にパケットが転送され、確認できるようになります。