前提条件
- 以下の OS/ソフトウェアバージョンを使用
- Windows Server 2016
- Ericom Connect 8.2
- Access Pad を使用
- [設定]-[デフォルト]-[詳細設定]-[セッション構成]-[ネイティブクライアントの選択]で「Blaze」を指定
- 「EricomRDP」の仕様については、以下「EricomRDP の動作仕様」を参照
UPD*1のインストール
以下のサイトから、HP Universal Postscript(PS)Printing Driver をダウンロードし、 RDS サーバにインストールします。インストール方式は「ダイナミック」を選択します。
HP Customer Support - Software and Driver Downloads
RDS Server が Windows Server 2016 の場合、以下のファイル名になります。
HP Universal Print Driver for Windows PostScript (64-bit)
upd-ps-x64-6.6.0.23029.exe
Ericom Connect の設定
管理コンソールに接続し、[設定]-[詳細]の「プリンタ構成」のセクションで、以下を設定します。
プリンタリダイレクションモード | 汎用 |
---|---|
HP汎用ドライバーモードを有効化 | はい |
PS2PDFを有効化 | いいえ |
高度なPDF印刷コマンド | -shell*2 |
クライアントの設定
AccessPad からアプリケーションを起動後、印刷画面を開き、リダイレクトされているクライアントのプリンタドライバを選択して印刷します。
EricomRDP の動作仕様
EricomRDP には、以下の制限事項があります。
- EricomRDP を使用した場合、セッションシェアリングが利用できません。
- EricomRDP 利用時に、文字入力変換確定後に再変換候補を出力させるために、[変換]キーを押しても、再変換候補が出力されません。
- EricomRDP においてローカルのドライブをリダイレクトさせる場合、特定のドライブを指定したドライブのリダイレクトはできません。また、ダイナミックドライブズ機能が正しく機能しません。
- EricomRDP を利用した場合、タイムゾーンのリダイレクトは常に有効です。無効にすることはできません。
- Ericom SecureGateway経由の場合、EricomRDPセッションの自動再接続はできません。
以上