NETWORK ENGINEER BLOG

Tips and Reviews for Engineers

ネットワーク-Cisco-スイッチング

STP の概要

STP とは STP(Spanning Tree)は、 冗長経路によるループを検出し、フレームの送受信を停止させることにより、ループフリーのネットワークを形成する機能です。 IEEE 802.1d として標準化 Configuration BPDU と呼ばれるフレームを使用して、Topology 情報…

VLAN の概要

VLAN とは VLAN(Virtual LAN)とは、スイッチ内でブロードキャストドメインを分割する機能で、主な利点は以下の 2つです。 異なる VLAN 間の通信はできなくなり、セキュリティの向上が図れる。 ブロードキャストドメインを狭めることで、帯域を有効活用でき…

Cross-Stack Etherchannel について

StackWise 機能とは StackWise 機能は、2台以上の Catalyst を1台の論理スイッチとして運用するクラスタ技術です。最大で9台のスイッチから構成され、そのうち1台がマスターとなり全体の管理を行います。マスター以外のスイッチはメンバーと呼ばれます。詳細…

Cisco と NetApp(7-Mode)で LAG 設定

以前、Nexus と Netapp 間で LAG を構成する際の注意点の記事で LAG の設定例を書きましたが、NetAppのソフトウェアバージョン8.2では、少し設定が異なったのでメモします。 それぞれ2本のインターフェースで LAG を構成し、NetApp 側は VLAN101と102のイン…

Nexus1000V VXLAN 設定例

VXLAN とは 2012年8月、米 Cisco、VMware、Citrix、Red Hat、Arista などにより、IETF へドラフトが提出された新たな論理ネットワークに関する規格です。VXLAN の特徴は下記のとおりです。 VXLAN の特徴 L3 ネットワーク上にオーバーレイする仮想 L2 ネット…

Nexus と Netapp 間で LAG を構成する際の注意点

LACP*1の制御パケットを送信する間隔は、メーカー・機種によって異なり、デフォルトでは以下のとおりとなっています。 Nexus 5000 シリーズ: 30秒 Netapp FAS シリーズ: 90秒 これに伴い、Nexus(vPC)と Netapp 間で LACP を有効にした場合、Nexus の片側…

Nexus 5000 ライセンス投入手順

アップグレードライセンスを追加購入した場合のアクティベーション手順です。 ライセンス取得手順 PAK コード及び Host ID をオンラインライセンスポータルに登録します。 PAK(Product Authorization Key)はライセンス証書に記載されています。 Host ID は…

Cisco Nexus Radius 認証設定例

Cisco Nexus へのログイン認証に FreeRadius2 を使用する際の設定例です。 詳細については、末尾の参考リンクをご参照ください。 Radius 側の設定 Samba + Windbind 関連設定 Samba インストール # yum install -y samba-common samba-client Authconfig に…

Cisco Nexus1000v インストール

Nexus1000v は、Cicso 社と Vmware 社が共同で開発したソフトウェアベースの仮想スイッチです。 Cisco CLI を利用し、仮想ネットワークの管理、ポートプロファイルの割り当てが可能となっています。 以下、インストールからセットアップについて紹介します。…